『
涙のパヴァーヌ(Lachremae Pavan)』
作曲のジョン・ダウランドはエリザベス朝のリュートの名手。
ヘンリー・パーセルと並び称される作曲家でもあったらしい。
「パヴァーヌ」という意味には諸説あるらしいのだけど、
スペイン語の「pavon(孔雀)」からきた「孔雀の舞」という説明が美しい。
この曲がフェルメールの絵の解説にあったようだ。
『
リュートを弾く女』だったか・・・・・。
「パヴァーヌ」と言えば、むしろ
ラヴェルの『
亡き王女のためのパヴァーヌ(Pavane pour une infante défunte)』が有名。
「亡き王女」というのは誰のことだろう。
ベラスケス描く王女の肖像に触発されたとも言われるから
『
王女マルガリータ』のことだろうか。