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アイスランドのビョーク(Björk)である。 CNNによれば、上海のコンサートで、「氷の国」の“あのビョーク”が歌の中で突然熱いメッセージ<*1>を発したため、当局は大いに困惑した様子。 独特の響きの歌と、印象深い数本の映画で知るだけのイメージだった彼女が、そんなメッセージを抱いていたとは…。 <*2> 確かに、今回の歌"Declare Independence"は、日本公演の際にはコソボ独立宣言に向けて歌われたそうなのだから、当局の「危機管理」が甘かったとも言える。 アイスランドと言えば、随分彼方の国のようだけど、彼女のように時折、モンゴロイド風の容貌の人が現れる遺伝子があるらしい。 もっとも、ユーラシア大陸から北米に至るイヌイット(エスキモー)・アメリカ先住民の人々の連なりを思えば、アイスランドからチベット高原へ向けてモンゴロイドのひそかな連鎖があってもいい。 中央に華やかさを絞り込む文化は窮屈だ。 花は本来、周辺に向かって花弁を開くものだ。 「解放」という名の圧殺がありはしないか… 付記 <*1> 動画で見るように、ビョークが「Tibet,Tibet…」とささやき「Raise your Flag!」と叫ぶと、会場からも「Higher,Higher!」(通常の歌詞にはないバックコーラスの掛け声)と呼応する。 会場からの他の投稿者の画像では「チベット…」と言った瞬間に熱狂的な歓声のほとばしりが聞こえる。当局に言わせると「ブーイング」となるらしい。 (前者は西側観光客で後者は本国人かもしれないけれど、各種投稿画像の音声を、皆さん聞き比べて見て下さい。) マイクの位置と音の拾い方ひとつで場の評価が別れる。 報道の客観性というのは難しい。 過信してはいけない。 だまされてはいけない。 <*2> ご本人のサイトではこんなメッセージがあったことを教えて頂きました。 O画伯に感謝。 ただ、「雪山獅子旗」を掲げることはチベット独立を表明するものとして即逮捕拘禁、ということを判った上で、「49周年」の一週間前に歌ったのだとしたら、ビョーク嬢、なかなかにポリティックでありますねぇ…。 (2008/3/15付記) 3月10日は1959年の「ラサ蜂起(当局的表現ではチベット動乱)」49周年にあたり、ラサの僧侶・民衆を筆頭に世界各地(ダラムサラ、カトマンズ、台北etc.)でデモがあった由。 そして当然のように軍隊による鎮圧、ラサでは死傷者が出た模様。 (当局発表で死者10人ということは、その10倍か・・・?) 国内紙ネット版を垣間見るに、報道協定のためだろう、当局発表をなぞる程度。 これも当局から配信されたニュース映像は、商店などを破壊する暴徒的映像のみ。 当局からは分離独立策動主義者呼ばわりされるダライ・ラマ14世は、今回の49周年声明でこう述べている。 少し長くなるが、敵の誇りをも尊重する慈悲ある賢い抗議のお手本として引用したい。 「中国の人々は、今年中国で開催されるオリンピックを誇りに思い、たのしみにしています。私もまた当初から、中国がオリンピックの開催国となる機会を得られるようにと、支持しておりました。国際的な競技大会のなかでもとりわけオリンピックは、言論の自由、表現の自由、平等と友好が第一とされます。中国は、これらの自由を提供することによって、良識ある開催国であることを証明するべきです。」 欧米各国では、当然オリンピックボイコットをも匂わす言明を始めた。 独立のために血を流すことをも厭わない同じ仏教国の民族の苦悩に無関心の国は、もはや自国の民衆の食の安全も国土の保全も自ら守ることあたわじ。 いつの日か「チベット族」が「チベット国民」となるとき、「日本族」が生まれていたりもするのだろうか・・・ (2008/5/5付記) 「ウィキペディア」の「チベットの旗」の記載について、 削除提案が寄せられているらしい。 (青木文教の「軍旗」について云々) いつの間にか以下のようなコメント(「チベットの旗」)が付いてました。 項目自体が消されてしまうかもしれないのでコピーしておきます。 デリケートな政治問題であれば、当然議論を呼ぶだろうし、 情念だけでなく精密な議論を欠いても確かに問題だろう。 しかし、情念を欠いた議論はおそらく空疎なものとなる。 「国旗」か「軍旗」の議論はともかくも、 その旗の下に命を投げ出そうという人々が居ることには違いない。 ビョークの歌では、国旗か軍旗かの問題ではない。 Make your own flag! Raise your flag! としか言ってないのだ。 あ、それからもう一つ大事なフレーズ、 Protect your language とも言っていた。 *************************** チベットの旗 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 現在、この項目の一部の版または全体について、削除の手続きに従って、削除が提案されています。 削除についての議論は、削除依頼の依頼サブページで行われています。削除の議論中はこのお知らせを除去しないでください。 この項目の執筆者の方々へ: まだ削除は行われていません。削除に対する議論に参加し、削除の方針に該当するかどうか検討してください。また、本項目を既に編集されていた方は、自身の編集した記述内容を念のために控えておいてください。 この項目は著作権侵害が指摘され、現在審議中です。 審議の結果、該当する投稿以降の版全てもしくはこの項目自体が、履歴も含めて削除される可能性があります。この版の編集や引用はしないで下さい。著作権上問題のない自分の投稿内容が削除される可能性のある方は、早めに控えを取っておいて下さい。(→詳しくはこちらの解説をお読み下さい。) 該当する投稿をされた方へ: ウィキペディアでは、著作権上問題のない投稿のみを受け付けることになっています。他人の著作物を使うときをお読み頂いた上で、審議にご協力をお願いします。 審議が終わるまで、このお知らせを除去しないでください。 (以下、著作権侵害の可能性がある箇所を取り除いた内容を暫定的に表示します。) 用途及び属性 ? 縦横比 2:3 制定日 1912年??月??日 使用色: 赤、青、黄、白、緑 ガンデンポタン(チベット亡命政府)の旗は、雪山獅子旗と呼ばれる旗。1912年にガンデンポタンがチベットの独立を宣言した際に、ダライ・ラマ13世によって国旗として制定された。正面の白い雪山の前面で、2頭のスノーライオンが3つの宝石を支えている。一説では、1910年代にチベットに滞在していた日本人学者青木文教が考案したとされている。 九世紀中ごろ吐蕃王朝 (とばんおうちょう)が分裂し、滅亡した。それからの長い間はチベットに正式の軍隊がなく、軍旗も制定されていなかった。清朝の乾隆帝が1793年に発布した『欽定蔵内善後章程二十九条』には次のような記述がある。“蔵(チベット)は常備軍も持たない、戦争の時には臨時に動員しないといけなかった。これでは十分な戦力が得られないし、民が安んじて生活することもできない。これからは皇帝の承認を得て、三千名の兵士からなる常備軍を創設しよう”。これが以後の“蔵軍”(チベット軍隊)である。また、この軍隊が訓練や戦争で用いる旗を作らせた。これが雪山獅子旗の由来である[要出典]。 なお、チベットでは、雪山獅子旗の掲揚は「チベット独立の意思表示」として厳禁されている。掲揚が発覚した場合は、旗を掲揚した罪で即座に当局に逮捕され、禁固刑などの実刑に処される。 [編集] デザイン [編集] 関連項目 旗の一覧 この「チベットの旗」は、国に関連した書きかけ項目です。この記事を加筆、訂正などして下さる協力者を求めています。(P:地理/PJ国) "http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E6%97%97" より作成 カテゴリ: 削除依頼中の記事 | 出典を必要とする記事/2008年4月 | チベットの歴史 | 旗 | 国関連のスタブ記事
by algosj
| 2008-03-05 01:18
| TIBET
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Comments(2)
Commented
by
聡子
at 2008-03-07 20:47
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ビョークはこの件について、自分のサイトでコメントも出していました。
http://www.bjork.com/ 私はデビュー当時からのビョークファンです。 多分、ビョークにとっては今回の発言は「政治的思想」ではなく、誰でも自由に、自分らしくあろうよ!という意識だったのではないかと想像します。 ずいぶん前の武道館コンサートでは、彼女の音楽をアリーナ席で堪能しました。演目が終わったら、アンコールに一切答えずさっさと帰ってしまう愛想のなさも素敵でしたし、インタビューに答えながら、歯を剥き出しにして苺を食べ続けるビョークをTVで見た時も素敵だ、と思いました。 あの自由な野性味と疾走する未来感を持つビョークの口は、誰の手によっても塞ぐことはできない気がします。
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by
algosj at 2008-03-08 11:14
人間のあらゆるエモーションを歌い上げることを自らの義務だとするような歌い手にとってみれば、後にも先にも自分はミュージシャンなのであってポリティシャンではない、ということでしょうね。
かつてのジョーン・バエズも、プレゼントの日本人形をポイ捨てするような愛想なしだったとか。 余りポリティックに担ぎ上げられるのも歌い手にとってはマイナス。ビョーク嬢には、いつまでも歯を剥き出してポエティックにイチゴを齧り続けてほしいものです。
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