生活にも原発事故にも
電気・水系統のシステムが復帰
し始めたように見えたこの数日
ぶり返しのように黒煙が出たり
はたまた異常温度発生など
依然予断を許さぬどころか
一層の不安要素が発生中。
福島県に隣接する本県では
放射能検知データや風向き情報が
装置の故障か何かは知らねども
一向に不明です <☆>
関東近県の農作物や東京都の水系から
放射能汚染の実体が報道された昨日
高校の同期Y君(千葉在住)からメールあり
下記の山内レポート等を紹介してくれました
SPEEDI<*1>による情報も
(本来の「予測」でなく「後追い」ながら)
ようやくTVでも紹介され始めたようですが
これまでの例の「同心円状危険地域」のみの
「安心報道」がどんなに薄ら寒いことか…
ことさら不安をあおる必要はないけれども
進行する事態をきちんとわきまえて
生じ得る深刻事態に備えること
それが「安全」というものかもしれない
今回の被災地域で直接被災は免れたものの
農家に嫁いで野菜を送ってくれた教え子は
今、「風評被害」の今後を厳しく憂えている由
情報に踊らされる向きもあるけれど
情報で沈静する対策ある構えも必要かと
スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF)の
山内正敏氏による「放射能漏れに対する個人対策」
http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html
この山内氏の意見に対して当然色んな修正意見(反論)
「東北大学の北村名誉教授」のコメントもあります
(北村正晴氏か北村晴彦氏か、関連記事では混乱も?)
NILU<*2>による福島原発からの飛散予想図(5日先までの分布予想アニメーション)
http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_I-131_;region=Japan
METEO FRANCEによる”Accident de Fukushima”
これは2週間先までの太平洋レベルの予想分布アニメーション
ま、大気の流れはその通りでしょうけど、拡散による稀釈も当然
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/irsn-meteo-france_19mars.aspx
決定的な悲劇が見舞った地域には
子供達のPTSDも出始めているらしい
一部カウンセラー諸氏の中には
停滞する組織を離れて独自の支援活動計画も
動き始めているようだ
手が動く者は手を
足が達者な者は足を
手足不如意だけど頭を働かせる者は頭を
お金や物資を出せる人は募金救援活動に
「義捐(援)金」に関する英文サイトに
「OMNIBUS」とあって、なるほどと思いました
ラテン語のomnisとは「全ての(人々)」
その複数与格がomnibus(みんなの為に)
(”みんなのため”の乗合自動車をBUSと呼ぶのは
このオムニバスの省略形でしたね)
<*1>
SPEEDI
緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム
<*2>
NILU
Norsk institutt Luftforsking(ノルウェイ大気研究所)
<☆>2011/03/25
放射線モニタリングの状況と
環境放射能水準調査結果が
文部科学省提供で都道府県別に見られます
http://eq.wide.ad.jp/index.html