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昨夜来、チベット関連のサイトをあちこち眺めていたら、「雪蓮(シュエ・リィエン)」と言う名のチベット三姉妹のミュージシャンがいるらしい。 http://www.12-fang.com/xuelian/index.php ただ、チベット人にしては、Xue-Lian(シュエ・リィエン)という中国名は変ですね。 ヒマラヤ(雪嶺)に咲く蓮というのがあるかどうかは知らないけれど、チベット語ならば、「カワ・ペマ」とか「カンラ・メトク」とか言うのかな…? 昨年のNHK夜ドラでの主題歌にもなったらしいのですが、韓流ならぬ華流化後のNHK登場ながら、その歌の出だしを上記サイトのトップ画面で聞いてみたところ、<*> エキゾチックなリズムと巧みな日本語で 「壊れかけた鉢の中で肩を寄せて咲く花、 色も夢も違うけれど空を見上げ咲いてた…」 と歌う歌詞には、いくら華流化されているとは言っても チベット民族の現状と悲願を読み取れないこともない。 ただ二行目では、その悲願を運命としてあきらめよという ロマンティシズムにおさめてしまう文脈も明らかです・・・ (たった二行では判りませんけどね) かつて幾多郎のシンセサイザーと石坂浩二のナレーションで始まるNHK特集シリーズ『シルクロード』も、確かにワクワクドキュメンタリーでしたが、ちゃんと中国人ガイド・スタッフ・研究者と「人民解放軍」のガード付き。 後続のシリーズ『大黄河』もついにヒマラヤの源流まで取材班は辿りつくわけですが、その源流ポイントにも当然のチベット語標識の横に堂々と漢字の標識もあるわけです。ナルホド、この標識を世界に示すための番組であったかと、私には思えたのでした。 この魅力的なドキュメンタリー番組も、NHKによるチベット華流化の(文字通りお墨付きの)先兵の役割を果たしていたことを、私はその場面に感じた次第です まあ、平凡でまともな歴史感覚の持ち主のつもりの私の考えからしても、経済的な感覚だけで中国へ新幹線を導入する意向など、「青蔵鉄道」が開通した現在、この半世紀を越える「チベット解放」を加速度的に果たしてしまうお先棒をかつぐことだと思えてしまいます。 かつて、チベット高原に咲く青い花を撮ってきた知人の写真を見たことがありますが、「壊れた鉢」ではなく、元通りの高原に咲いてこその美しさだと思います。 そして更にこの思いは、決して他民族の悲話に対する同情などではなく、将来的に、日本語が一自治区内少数民族の言語と成り果てたりしないためにも、必要なコモンセンスだと思われるのです。 <補足> 「XueLian」の別の歌を視聴してみました。(http://www.teichiku.co.jp/artist/xuelian/disco/ch12084.html) 中国語の題名と中国人の作詞作曲の歌々、他は日本的ポップ化された歌…。 嗚呼無残! 日中合作「NHK大黄河」の源流標識よりも哀しい… <*> いつの間にか最初のリンクが閉じているようです。 上記歌詞の歌「咲いた」はこちらで今のところ聴けます。(2008/3/16付記) *(2015/08/30記) しばらくぶりに上記リンク確認したら、ほとんど生きていません。 ようやくこちらにリンクを発見。ただ、聞く限り中国語の歌詞のようです。 まだ全部を聴いてみたわけではありませんが、どこかにチベット語の歌があればとも思います。 日本の多くの歌手も、駐留米軍のために英語で歌っていた時期もありましたから・・・・。 「雪莲三姐妹」
by algosj
| 2006-07-23 12:08
| TIBET
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